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北国街道の宿場町 坂城宿にある新田醸造。看板商品は”信州白樺印みそ”で、来店すると味噌汁がふるまわれる（噂では土・日・祝限定）という嬉しいサービスがあります。
今回はそんな老舗味噌蔵「新田醸造」さんをご紹介します。
まず、北国街道とはどこだろう？
北国街道は長野県軽井沢町追分（中山道と北国街道の分岐点）から越後高田城下（現 新潟県上越市）までをいいます（その後いろいろ延引され、どこまでかは不明となっているようです）。
江戸幕府によって整備された道で「現在の国道１８号とほぼ同じ」といわれているよ～
その後、佐渡からの金を運ぶために出雲崎（新潟県）まで延引され、一般的には出雲崎から中山道追分までを北国街道と呼ぶとされているようです。
その北国街道の坂城宿（長野県埴科郡坂城町）ね
そうそう
国道１８号をゆる～く走っていると興味深い建物を発見したので入ってみることにしました。
写真にはないですが、みそプリンと書かれたのぼり旗がいくつかパタパタとたなびいていて前から気になっていたお店でした。
中に入ると天井に大きな梁と目の前に大きな木桶、そして味噌・スイーツ・コーヒー（信濃さかきコーヒードリップバッグ）などを販売するコーナーがあります。
店内を歩いていると、お店の方が笑顔でお味噌汁を運んできてくれました（土・日・祝日限定のようです）。ウエルカムドリンクならぬ ＼ウエルカムみそ汁／です。
なんとも温かいおもてなし。
家庭のお味噌汁とは全く違う奥深さ「お味噌汁ってこんなに美味しかった？」と驚かされます。いつもと違う味噌を味わうのもいいかもしれません。
味噌の試食コーナー ↓ もあるので、好きな味を家庭でそのまま味わえます。
そして、気になるのが「みそソフトカップ せんべい付き」というメニュー。おせんべいに「信州みそ」と書いてあるのがかわいいですよね。
お値段は３９０円（２０２５年１１月）
見た目は普通のソフトクリームですが、ひと口食べるとその人気の理由が分かります。
まず、クリーム自体の甘さが上品で、そこに新田醸造自慢の ”オリジナルみそソース” が絶妙なバランスでかかっています。
味噌の香りがふわっとしますが、決して強すぎません。カップの一番下にも味噌が入っていますが、ソフトクリームのミルク感がしっかりとあるので、最後まで飽きずに「甘さ+しょっぱい」が美味しく続きます。
他にも味噌スイーツのお店はいくつもありますが、新田醸造さんの味噌ソフトはその中でも味噌の旨味とソフトクリームの滑らかさと相性が合うように計算されているという印象です。
味噌蔵だからこそ生まれたスイーツなので、これは押さえておきたい名物のひとつです。
お値段は、みそプリンが３５０円 みそチョコプリンが４００円です（２０２５年１１月）。
お店のスイーツで見逃せないのが、のぼり旗に書いてあったこの「みそプリン」です。これがまた驚くほど美味しい！
なんでも看板商品である ”信州白樺印みそ” をつかって作られたというプリンです。
まずは食感ですが、かなりなめらか。そして味はプリンというよりチーズケーキと表現したくなるほど濃厚でクリーミーです。
後味はすっきりしていて甘ったるさが残らないのがすごいところで、お土産にもっと買ってくればよかったと後悔するほどでした。
一方の「みそチョコプリン」は、こちらも信州白樺印みそをつかって作られたもので、苦味を抑えたハイカカオチョコレートが入っているそうです。チョコのビター感が上質なショコラテリーヌのようで贅沢な味わいでした。
美味しかったのよ 本当に
うんうん
サイズ感がちょうどよくて、食後のデザートとしてもおやつの時間にも満足度の高いスイーツで楽しめると思います。
今回は、今まで気にはなっていたけど通りすぎていたお店に「ものすごく美味しいプリンがある」という発見でした。スイーツ好きはもちろん、普段スイーツをあまり食べない方にもおすすめできる逸品です。
そんな美味しいスイーツと北国街道の歴史ある街並みにお出掛けしてみてはいかがでしょうか。
新田醸造
・住所 長野県埴科郡坂城町南条７１１２
・電話番号 ０２６８－８２－２７８２
・営業時間 ９時～１６時３０分
・定休日 火曜日
・駐車場 お店の横にあります
＊営業日や営業時間が変更になることがあるので、事前に新田醸造Instagramをチェックしてみてください
