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*営業日・営業時間(臨時休業など)が変わることがあるのでお店の公式ホームページで確認してからお出掛けください。
軽井沢の喧騒を離れ、木々に囲まれた隠れ家カフェ「離山房」。1977年の夏にジョン・レノン夫妻がお店を訪れたのは、このカフェが開店した年のことだったそうです。
それ以来このカフェが気に入ったのか毎年のように訪れて、なんとその数30回以上。ときには自転車でふらっと現れ、後ろにはまだ小さいショーンレノンさんが乗っていたという微笑ましいエピソードもあるそうです。
店内は撮影禁止となっていますが、写真や、直筆のイラスト、グッズなどが飾られています。
今回はその伝説のカフェ「離山房」をご紹介します。
離山房のメニューの中でも外せないのがジョンレノンのお気に入りの伝説の一杯、特製ブルーベリージュース(1000円)です。

今まで飲んでいたブルーベリーはいったい何だったの・・というほど濃厚且つ甘すぎず、後味がスッキリしているので暑い時期にもぴったりだと思います。
そして、今回は注文しませんでしたが、ジョン・レノンが絶賛したという伝説の極上バニラ「ロイヤルスウィートバニラ」(1000円)もあります。
今回注文したのは、数量限定となっている人気のホットケーキです「ジャム・バター・メープル」(1枚920円)。ブルーベリーのジャムが美味しくて幸せでした。

このホットケーキは非常~に人気があって早い時間にお店に行かないと完売となってしまうので、ご注意ください。
そしてこちらが離山房ブレンドコーヒー(1000円)です。このコーヒーもジョン・レノンお気に入りのもののようです。


離山房の魅力は、なんといっても「軽井沢」らしいところです。別荘地の一角にいるような木々の中にあって、「忙しい毎日から解放される場所」としておすすめです。
店内でももちろんお茶を楽しめますが、外の空気の中で爽やかな風と季節を感じながらいただくお茶は格別でした。
ちなみに、テラス席の一番奥の席は、ジョン・レノンの特等席だったようです。
テラス席で庭をぼんやりと眺めながらコクがあって美味しいコーヒーを飲んでいると、ジョン・レノンと同じ景色を見ているんだな~と不思議な感覚を味わうことができます。
実をいうとジョン・レノンさんについてはそんなに詳しくはありませんが、曲は有名なので知っていました。そして奥様がオノヨーコさんということも、その後に起きたことも。
この離山房には、1979年の夏に来店されたのが最後となったようで、お店には煙草とライターが残されたままだったそうです。
そんなことを思いながらコーヒーを飲むと、また違った特別な一杯になると思います。
離山房の庭にある「東屋」もジョン・レノンの特等席だったらしく、昼寝をしたり、息子さんをハンモックに寝かせたりと、家族でリラックスして過ごした場所だったといわれています。

というのも、やはり店内にいると目立つので庭にある東屋にいたそうです。
そして息子さんの身長を測ったりもしていたようで、家族でのんびりと過ごしていた様子が伺えるものが残っています。それがこちらの木です。

いまではどのくらいの身長になっているのでしょうか。
アクセスは、JR軽井沢駅から車で10分程度のところにあり、駐車場は8台分置けます。気を付けて見ていないとお店の前を通り過ぎてしまいます。また、スピードを出している車も結構いるので、そこも気を付けてください。
夏になると普段より混雑するので、ホットケーキを食べたい場合は、開店直後からお昼前後くらいまでに行かないと完売しているかもしれません。
行けた場合、平日の午前中からお昼前後くらいがおすすめです。 そして、テラス席は混雑するので、天気の良い日は少し早めに行動した方がいいかもしれません。
離山房
・住所 長野県北佐久郡軽井沢町長倉820-96
・電話番号 0267-46-0184
・営業時間 10時~17時(L.o.16時)
・定休日 水曜日・木曜日(臨時休業有り)
詳しくは、離山房さんの公式HPをチェックしてください
・冬季休業 12月~3月
離山房さんは、ジョン・レノンという世界的なアーティストが訪れた場所ではありますが、店内にあるお写真などを拝見すると、特別な日ではなく、ご家族がある夏の日に軽井沢で過ごされている日常の時間だったというのが伝わってきます。
景色やテーブル、庭だけは当時と変わらずに残っているので、その景色を眺めるというのもいいかもしれません。
アーティストの足跡と、軽井沢の爽やかな自然、そして記憶に残る場所に旅の目的地として訪れてみてはいかがでしょうか。